エド・シーラン、秋に新作をリリースか

エド・シーランが、最近繰り返し“Autumn is coming(秋が来る)”と言い続けている。彼がシンプルに秋が待ち遠しいと思っている可能性はあるものの、ファンはこれが彼の新しいプロジェクトの到来を予告していることは間違いないと確信しているようだ。

エドは数週間前から、インスタグラムの写真や動画のキャプションに“秋が来る”というフレーズを隠語のように使っている。面白いことに、そのうちの1枚は、秋の風景の前に立つ自身のミームで、葉はすべて赤毛の彼の何百枚もの顔写真に置き換えられている。

そして現地時間2023年8月13日に彼は、【マセマティクス・ツアー】で訪れた米ミネアポリスでの映像のモンタージュ動画を公開した。最近彼は同市のU.S.バンク・スタジアムの観客動員記録を塗り替えたばかりだ。この動画のキャプションに彼は、「スタジアムのあちこちに秋が来るという手がかりを残した。秋が来るって知ってた?」と添えた。

ミネアポリス滞在中、彼はモール・オブ・アメリカのレゴ・ストアでもシフトをこなし、2013年のヒット曲「レゴ・ハウス」をサプライズで歌った。彼はまた、“Autumn is coming"と書かれたシャツを着た特注のレゴ・フィギュアを配った。

また、8月5日に行われたカンザス・シティ公演で、彼は背番号9と名字の代わりに “Autumn"とプリントされたジャージを着ていたことにファンは気づいた。そして1週間後のミネアポリス公演で、今度は“Variations”(ヴァリエーションズ)とプリントされた背番号29のジャージを着ていた。

手がかりになりそうなものが揃ったことで、ネット上のファンは点と点を結ぼうとしている。あるファンはTwitterで、「Autumn Variations?秋が来る!9/29、29/9、つまり9月29日?」と推理した。別のファンは、「先週末、ミネアポリスでエドが出したヒントをもとに、“オータム・ヴァリエーションズ”が9月29日にリリースされると今のうちに言っておく」とツイートしている。

もしファンの推測が正しく、エドの未確認の次作がこの秋にリリースされるとすれば、それは彼にとって今年2枚目のアルバムとなる。5月に彼は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場2位を記録した『-(サブトラクト)』をリリースしている。

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