【台風7号】滋賀・甲賀で8月の平年降水量を超える 土砂災害に警戒

彦根地方気象台

 彦根地方気象台は15日夕、台風7号が滋賀県に最接近している、と発表した。同日夜遅くにかけて大気が非常に不安定となり、土砂災害や河川の氾濫に警戒するよう呼び掛けている。

 同気象台によると、台風は15日午後3時、京都府福知山市の南西約50キロにある。13日夜の降り始めからの総雨量は、甲賀市土山で248.5ミリ、甲賀市信楽で136ミリ、高島市朽木平良で233.5ミリ、大津市萱野浦で117.5ミリなど。甲賀市土山は8月の1カ月降水量の平年値を大幅に超えており、特に土砂災害に注意が必要という。

 今後、予想される雨や風は次の通り。

 【15日の1時間雨量】県全域で50ミリ。

 【16日午後6時までの24時間雨量】県北部で100ミリ、県南部で80ミリ。

 【15日の最大瞬間風速】県全域で30メートル。

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