台風7号 愛媛県から遠ざかるも強風・高波に注意 瀬戸大橋線運休で「岡山行き」が「高松行き」に変更

台風7号は、愛媛県から遠ざかりつつありますが、気象台は引き続き強風、高波に注意するよう呼びかけています。

白波が立つ瀬戸内海。荷物に架けられたシートは風で大きく揺れています。四国中央では15日午前10時36分に最大瞬間風速17.3メートルを観測しました。午後1時ごろ兵庫県に再上陸した台風7号。午後6時には兵庫県豊岡市の付近を北上していると見られています。
台風の接近に伴い、愛媛県は東予を中心に雨となり、降り始めからの総雨量は四国中央で21ミリを観測しました。
台風7号は愛媛県内から遠ざかりつつあるものの、気象台は引き続き強風、高波に注意するよう呼びかけています。

お盆休み中の交通機関にも影響が出ています。松山空港の空の便は、伊丹空港を結ぶ便が終日欠航しているほか、中部空港を結ぶ便が夜の1往復を除き、欠航しました。一方、高松空港を発着する便が欠航した影響で、松山便を利用したという人も。

一方、JRは瀬戸大橋線が運転を見合わせています。岡山行きの特急「しおかぜ」は、松山を午前10時台に出発する便から高松行きに変更となり、予定を変更したという帰省客の姿もみられました。JR四国は瀬戸大橋線について終日運休を決めています。

© 株式会社あいテレビ