北海道でワイナリーめぐり|ワイン好き必見の地域別ワイナリーまとめ

1.十勝地方のワイナリー:十勝ワイン

数ある北海道ワインの中でも、まず一番初めに紹介したいのが、十勝ワインです。

十勝ワインを生産する「池田町ぶどう・ぶどう酒研究所」は、日本国内では初めての自治体によるワイン醸造を始めた、いわば北海道ワインの先駆け。

池田町を見下ろすランドマーク「ワイン城」でワインを生産、販売。ワイナリーツアーに参加したり、直売所でワインの購入、またレストランではワインとともに、地元のブランド牛「いけだ牛」をはじめとした、地元産食材の料理を味わうことができます。

池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(いけだワイン城)

〒083-0002 北海道中川郡池田町字清見83-4 JR池田駅より徒歩20分程度

2.空知地方のワイナリー

札幌市より東側に広がる「空知(そらち)」地域は、数多くのワイナリーやヴィンヤードを有する、北海道有数のワイン産地。域内に点在するワイナリーでは、見学が可能なワイナリーも複数存在し、北海道らしいワイナリー・ワイン畑を見ることができます。

宝水ワイナリー(岩見沢市)

ワインの直売所と、同じ建物内にある醸造所の見学が可能。また4月下旬〜11月上旬は自社農園で収穫したぶどうを使ったソフトクリームを販売しており、子供連れにも人気です。

宝水ワイナリー

北海道岩見沢市宝水町346-3 JR岩見沢駅より車で約15分程度

TAKIZAWA WINERY

三笠市内の3ヘクタールの畑で、「北海道の自然の持つ力を極力引き出すワイン」にこだわりワイン作りを行うワイナリー。試飲が可能なショップや見学(当面の間休止中)、収穫祭などのイベントも実施しております。

TAKIZAWA WINERY

北海道三笠市川内841-24 三笠ICより車で8分程度

3.小樽・余市・仁木エリアのワイナリー

札幌から北西へ向かうと、順に、小樽・余市・仁木へ。後志(しりべし)地方と呼ばれるこれらの地域は、比較的温暖な気候から、ぶどうやさくらんぼ、りんごなどの果物や、トマトなどの野菜の生産が盛んな地域。そして近年では醸造用ぶどうの一大産地として、大規模なものから小規模の家族運営まで、ワイナリー・ヴィンヤードが増えている注目の地域です。

NIKI Hills Winery(仁木町)

仁木町を一望する高台に広がる、敷地面積約32ヘクタールの広大なワイナリー。8ヘクタールのぶどう畑の他、醸造施設、レストラン、宿泊施設などを整備。ワイナリーツアーや広い敷地を生かしたマウンテンバイクツアー、ガーデンツアーなど多彩な体験メニューを楽しむことができます。

NIKI Hills Winery

北海道余市郡仁木町旭台148-1 JR余市駅より車で10分程度

キャメルファームワイナリー(余市町)

全国に店舗を持つ「カルディ」を運営するキャメル珈琲グループにより、2014年よりぶどう栽培を始めたワイナリー。テイスティングが可能なカフェや直売所、ワイナリーツアーも年中実施しております。

キャメルファームワイナリー

北海道余市郡余市町登町1728 JR余市駅より車で10分程度

北海道ワイン(株)(本社醸造所、直売所)

北海道で最大のワイン生産量を誇り、日常使いのお手頃のワインから国内外のコンペティションで評価を受けるワインまで、多様なワインを生産する、北海道を代表するワインメーカー。小樽本社の工場では、有料のワイナリーツアーの他、予約不要で楽しめる無料の工場自由見学、直売所では試飲もお楽しみいただけます。

なお2023年8月31日現在、工場見学は改装中となっております。また改装後は見学プログラムなとが変更となる予定です。

北海道ワイン(工場見学、直売所)

小樽市朝里川温泉1-130 小樽駅より車で約25分程度

4.富良野エリアのワイナリー

北海道の中央に位置する、夏のラベンダーや冬のスキーで有名な、富良野。富良野は野菜やメロンなど果物の生産が盛んですが、いくつかのワイナリーが点在しています。

ふらのワイン

ふらのワインの歴史は古く、ワイナリーの設立は1960年代。ヨーロッパと機構風土が似ているということから、醸造用ぶどうの栽培を目的に「富良野市ぶどう果樹研究所」が設立。富良野市が運営する自治体のワイナリーとして、富良野で生産したぶどうを使ったワインなど、数多くのワインを生産しています。

ふらのワインでは、製造工程、熟成庫の見学、ワインの試飲ができるワイナリー見学が可能。個人は予約不要で見学や試飲が楽しめます。また隣接するレストランで、チーズフォンデュなどの料理も楽しめ好評です。

ふらのワイン(富良野市ぶどう果樹研究所)

北海道富良野市清水山 富良野駅から車で10分程度

5.札幌のワイナリー

北海道最大の街、札幌は、賑やかな市街地もあれば風光明媚な山間部もあるとても広い都市。そして市内郊外には、人気のワイナリーが点在しています。観光の方はもちろん、札幌市民の方も多く訪問しています。

八剣山ワイナリー

札幌駅から車で約30分。自社農園産ぶどうと、北海道産のぶどうやりんごなどを原料に、個性豊かな地元産ワインを生産するワイナリー。2020年にオープンした「八剣山キッチン&マルシェ」では、地元食材のこだわりメニューをワインと共に楽しむことができます。

八剣山ワイナリー

札幌市南区砥山194-1 札幌駅から車で約30分程度

6.函館のワイナリー

北海道の一番南に位置する道南、函館。温暖な気候を背景に、醸造用ぶどう生産量が増えている地域です。道内有数のワインメーカー「はこだてわいん」の他、個性的な「奥尻ワイン」、また最近ではフランスの老舗ワイナリーが函館に進出するなど、注目を集めています。

はこだてわいん

日本人の味覚にあう「日本のワイン」を目指しワインを生産するはこだてわいんは、余市地区や道南地区など北海道産ぶどうを原料に、多様なワインを生産。国産ワインコンクールでも高く評価されるワインをつくる、北海道有数のワインメーカーです。無料・予約制の工場見学のほか、直売所では常時5種以上の無料試飲も楽しむことができます。

はこだてわいん

亀田郡七飯町字上藤城11番地 函館中心部より車で約30分程度

7.コープトラベルの「ぶどう畑でレストラン」

コープトラベルでは、今回ご紹介したワイナリーのうち、NIKI Hills Wineryのぶどう畑を会場とした特別なツアー「ぶどう畑でレストラン」を、2023年9月23日に開催します。

仁木の街並みを一望するNIKI Hills Wineryのぶどう畑の目の前に、特設の野外レストランをセッティング。NIKI Hills Wineryのレストラン「アペルシュ」のシェフ永井氏の手によるスペシャルコースを、珠玉のワインと共にお楽しみいただく、この日限りの特別なツアーです。

詳しくは、以下ページよりご覧くださいませ。

https://delicious-hokkaido.jp/tours/j0db15/

北海道の地元旅行会社|コープトラベル WEBサイトはこちらからご覧いただけます。

© 株式会社MATCHA