パット・メセニーが称賛する韓国のギタリスト、ジャック・リーとクラプトン・バンドのベーシストとしても名高いネイザン・イーストのコラボALリリース

「ジャックは韓国から生まれた最も重要なミュージシャンの一人だ。私は彼の音楽の大ファンであり、彼は本当に素晴らしいギタリストだ」 ―― パット・メセニー

フォープレイのメンバーであり、エリック・クラプトン、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストンなどをこれまでサポート、そして現在もエリック・クラプトンのバンドで活躍する伝説のベース・プレイヤー、ネイザン・イーストと、パット・メセニーも称賛する韓国のスーパー・ギタリスト、ジャック・リーの2人名義による初のプロジェクト・アルバム、『ハート・アンド・ソウル』が10月4日にリリースされることが決定し、シングル「ハヴ・ア・トーク・ウィズ・ゴッド」の先行配信がスタートした。

<YouTube:Have a Talk with God

この先行シングルは、スティーヴィー・ワンダーが1976年に発表した代表作品のひとつ『キー・オブ・ライフ』に収録されている「神とお話」のカヴァーだ。パット・メセニーを彷彿とさせるジャック・リーのギター・ソロとネイザンのメロディアスなベース・ソロが展開されていて心地の良いアップリフティングなナンバーとなっている。

 今回のプロジェクトは、ゴスペルの精神にジャズの妙技を融合させ、アルバム全体がスピリチュアルなメロディに包まれており、この困難な時代において音楽の持たらす高揚感と鼓舞の力を証明すべく制作したという。ジャンルの枠を超え、グラミー受賞ピアニストのジョン・ビーズリー、伝説のドラマー、スティーヴ・フェローン、ネイザン・イーストの息子でオルガンの天才、ノア・イーストといった名だたる才能を起用、スペシャル・ゲストとして平原綾香も1曲ヴォーカル参加しており、豊かな音のタペストリーと華麗なパフォーマンスにより、人間の魂に深く響く音楽が完成した。

 取り上げられているナンバーは、バッハの 「主よ、人の望みの喜びよ」、ガブリエル・フォーレの 「リベラ・メ」(レクイエム組曲より)、「アメイジング・グレイス」などの賛美歌を中心に、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」などの耳なじみあるナンバー、そしてジャックによる「ヘヴン・ノウズ」、ネイザンによる「ハート・アンド・ソウル」という2曲のオリジナルまで心に響くメロディが満載だ。

 これまでの幅広いキャリアで構築した人間性と音楽性により、ジャックとネイザンは参加アーティストたちともに希望、愛、回復力という包括的なテーマを本レコーディングを通して共有、お互いに感じとったフィーリングを音楽で見事に表現している。芸術的コラボレーションの輝かしい力であり、豊かなサウンドと感情のパレットを持つゴスペル・スピリットの祭典であり、愛と情熱という高次で広範なメッセージを吹き込んでいる。

 ジャックは本作品に関して、以下のようにコメントしている。

「ネイザンと私は、この音楽の一音一音、一小節一小節に、そしてこの音楽を作る過程にも、私たちの愛と配慮を表現してきました。この贈りものを世界と分かち合えることは、神からの真の祝福です。ネイザンは大好きなミュージシャンであり、私の師匠であり、兄弟であり、知り合う機会に恵まれた素晴らしい人です。スピリチュアルなメロディ、ハーモニー、グルーヴを持つこの特別な音楽を、私たちが制作している間に感じたのと同じように楽しんでいただけたら幸いです」。                    

今秋注目のフュージョン作品となりそうだ。

■リリース情報

ジャック・リー&ネイザン・イースト
アルバム『ハート・アンド・ソウル』
2023年10月4日(水) 日本盤SHM-CDリリース〈※デジタル:9月29日(金)発売〉
CD予約&デジタル配信はこちら→https://JL-NE.lnk.to/HaveaTalkwithGod

© ユニバーサル ミュージック合同会社