夏の移籍マーケットも残り半月となった。今回は、8月14日現在で所属クラブがない状態となっている有名選手7名をピックアップしてみた。
アレクシス・サンチェス
年齢:34歳
最後に所属したクラブ:マルセイユ
昨季久しぶりにマルセイユで充実したシーズンを過ごし、チーム得点王となったアレクシス・サンチェス。しかしクラブとの契約更新に向けた交渉が不調に終わり、今夏のマーケットはフリーエージェントで迎えることになった。
リーグアン35試合で14ゴールを決めた得点センスは34歳になった今もハイレベル。まだまだ一線級で活躍できるパフォーマンスを見せており、ブラジルリーグへの移籍、あるいはマルセイユへの電撃復帰という噂がある。
エデン・アザール
年齢:32歳
最後に所属したクラブ:レアル・マドリー
レアル・マドリーで過ごしたシーズンは彼のキャリアにとって大きな汚点になってしまった。4年間でわずか54試合にしか出場できず、多くの時間をリハビリに費やし、4ゴール4アシストという寂しい結果だった。
とはいえ彼はまだ32歳であり、引退を決断するには早すぎる。今のところはアメリカMLSやサウジアラビア、ブラジルへの移籍が選択肢になっているとされるが…。
セルヒオ・ラモス
年齢:37歳
最後に所属したクラブ:パリ・サンジェルマン
2021年にレアル・マドリーのレジェンドとして退団し、パリ・サンジェルマンに迎え入れられた。しかしそれから2シーズンが経ち、契約満了によってフリーエージェントになった。
昨季は怪我も癒えてほぼフルシーズンを無事に過ごし、そのパフォーマンスも往年のプレーを思い出させるようなものだった。彼にもサウジアラビアやアメリカMLSからオファーがあると言われるが、基本的にはヨーロッパに残りたいと思っているそうだ。
サミル・ハンダノヴィッチ
年齢:39歳
最後に所属したクラブ:インテル
昨季はインテルでわずか1試合の出場に終わったサミル・ハンダノヴィッチ。39歳になったもののまだまだ現役を続ける意向を示しており、その経験を活かせる場所を探している。
同じイタリア・セリエAのラツィオ、リーガのセルタ・デ・ビーゴなどからオファーがあると言われており、最優秀GKを3回獲得した彼の実績を評価するクラブはやはり多いようだ。
ティエムエ・バカヨコ
年齢:28歳
最後に所属したクラブ:チェルシー
2016-17シーズンにモナコをリーグアン優勝に導き、チャンピオンズリーグのシーズン最優秀イレブンにも選ばれたティエムエ・バカヨコ。ミランに長期レンタルされたあと、今夏チェルシーとの契約が満了を迎えた。
かつてほどのインパクトはまったくなくなってしまったものの、まだまだ28歳と年齢的にはピーク。フランス・リーグアンのレンヌやオランダ・エールディヴィジのアヤックスなどが関心を持っていると伝えられている。
フアン・マタ
年齢:35歳
最後に所属したクラブ:ガラタサライ
バレンシア、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドで印象的な活躍を見せたスペインの名司令塔は、昨季トルコの名門ガラタサライでリーグ優勝を経験。ただフルシーズンを戦えたわけではなく、契約満了で今夏はフリーエージェントになった。
今のところあまり具体的な移籍の噂はないものの、ブラジルリーグのヴァスコ・ダ・ガマや日本のクラブが獲得に動いているという報道がある。
マリアーノ・ディアス
年齢:30歳
最後に所属したクラブ:レアル・マドリー
レアル・マドリーで長くサブとしてプレーしたマリアーノ・ディアス。今夏契約が満了となってフリーエージェントの状態になり、移籍に向けた話し合いがうまく進んでいないようだ。
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サウジアラビアのクラブから2つのオファーを受けたものの、彼はそれをすでに拒否したとのこと。それは年俸の点で希望に沿うものではなかったからだそうだが、サウジで納得できないのであればなかなか…。