【クラスターC】川田「楽しみな将来が待っている馬」リメイクが重賞2勝目

8月15日、盛岡競馬場で行われた交流G3・クラスターカップは、断然の人気に推されたリメイクが、直線で内から鋭い差し脚を繰り出して快勝。嬉しい重賞2勝目をマークした。

クラスターC、勝利ジョッキーコメント
1着 リメイク
川田将雅騎手
「無事に勝ち切れて何よりです。ポジションを気にすることなく、この馬のリズムで乗ってこようとした結果があのポジションでした。外へ行く形にはならなかったので、並びが内へ行く形になりましたので、じゃあ内から行こうと選択しました。前回負けている相手ですし、最後までしぶとく残っていましたので、こちらとしても最後までしっかり頑張ってもらいました。これからもすごく楽しみな将来が待っている馬だと思っていますので、またこうして無事に勝ち切れてホッとしています。前回来たときも勝たせていただきまして、今日もこうして素晴らしい馬と共に良いレースをしてくれて勝ちきってくれましたので、また盛岡に来る機会がありましたら、精一杯馬と共に頑張りたいと思いますので、これからも競馬を楽しんでもらえたらなと思います」

新谷功一調教師
「スタートから馬のリズムを狂わさずにレースを進めてくれました。ドンフランキーにどこまで粘られるか心配だったが、雪辱を果たせました。前回2着に敗れ、きゅう舎一同が悔しい思いをした。プロキオンステークスが初対決でしたから、心理的な戦いでもありました。リメイクの強さはわかっていましたが、ほんの少し足りなかった。今回はそれを調整して臨んだが、1200m戦でよりリメイクの良さが出たと思います。今のところ韓国(コリアスプリント)に登録していますが、馬の状態を見ながら次走を決めたいと思っています」

レース結果、詳細は下記のとおり。

15日、盛岡競馬場で行われた10R・クラスターカップ(Jpn3・3歳上オープン・ダ1200m)は、川田将雅騎乗の1番人気、リメイク(牡4・栗東・新谷功一)が人気に応えた。2.1/2馬身差の2着に2番人気のドンフランキー(牡4・栗東・斉藤崇史)、3着に3番人気のリュウノユキナ(牡8・美浦・岩戸孝樹)が入った。勝ちタイムは1:08.6(重)。

単勝1.6倍の支持

クラスターC・リメイクと川田将雅騎手 (C)岩手県競馬組合

単勝1.6倍、川田将雅騎乗の1番人気、リメイクが重賞2勝目をマークした。レースではスタートを五分に出て中団から。やや離れた中団を追走するも、3コーナー手前からインへ潜り込み進出を開始。コーナーワークであっという間に先団に取りついて直線を迎えると、逃げ切りを図ったドンフランキーを目掛けて最内を強襲。あっという間に先頭に立ち、後続に2馬身半差の完勝。ここでは能力が1枚上だった。

リメイク 13戦6勝
(牡4・栗東・新谷功一)
父:ラニ
母:サリエル
母父:キングカメハメハ
馬主:前田幸治
生産者:ノースヒルズ

【全着順】
1着 リメイク 川田将雅
2着 ドンフランキー 池添謙一
3着 リュウノユキナ 横山武史
4着 オーロラテソーロ 幸英明
5着 スティールペガサス 吉原寛人
6着 スマートダンディー 落合玄太
7着 スペシャルエックス 岩橋勇二
8着 アポロビビ 村上忍
9着 サンライズホーク M.デムーロ
10着 カミノコ 佐々木志音
11着 ミラコロカナーレ 吉村智洋
12着 ノースリュシオル 岩本怜
13着 アップテンペスト 高松亮
14着 トーセンキャロル 高橋悠里

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