沖縄尚学、慶応、土浦日大が8強 八戸光星も、高校野球第10日

創成館戦に先発した沖縄尚学・東恩納=甲子園

 全国高校野球選手権大会第10日は16日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、慶応(神奈川)が勝って15年ぶりに準々決勝に進出した。沖縄尚学は9年ぶり、八戸学院光星(青森)は4年ぶりに8強入りした。土浦日大(茨城)は春夏を通じて初のベスト8。

 慶応はタイブレークの延長十回に延末の2点適時打などで3得点し、6―3で今春の選抜大会4強の広陵(広島)に競り勝った。沖縄尚学は5―1で創成館(長崎)を下し、八戸学院光星は6―3で文星芸大付(栃木)を退けた。土浦日大は専大松戸(千葉)に10―6で逆転勝ち。

 19日の準々決勝の第1、第2試合は、沖縄尚学―慶応、土浦日大―八戸学院光星。

沖縄尚学戦に先発した創成館・福盛=甲子園
創成館―沖縄尚学 7回表沖縄尚学2死一塁、知花が左中間に先制二塁打を放つ=甲子園
広陵戦で力投する慶応・小宅=甲子園
広陵―慶応 7回裏広陵1死、真鍋が中前打を放つ。投手鈴木=甲子園
文星芸大付戦で力投する八戸学院光星・岡本=甲子園
専大松戸―土浦日大 5回裏土浦日大2死満塁、後藤の適時打で二走藤本が生還。捕手吉田=甲子園

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