米実力派俳優が『スター・トレック』オーディションで敗れたこと告白 13歳年下の後輩が主役ゲット

俳優ティモシー・オリファント(55)が、2009年のリブート版『スター・トレック』で、俳優クリス・パイン(42)が演じた主役のオーディションを受けていたことを明かした。当初レナード・マッコイ役のオーディションを受けたティモシーだが、監督のJ・J・エイブラムスの勧めでカーク船長役も狙ったものの、最終的に13歳年下のクリスがその役を演じることが決まった。

全米映画俳優組合のストライキ開始前に出演したポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』の中で、ティモシーは経緯を説明した。「『スター・トレック』に関して僕が言えるのは、こうだ。僕はカーク船長ではない役のオーディションを受けたんだけど、J・J・エイブラムスと本読みをして、彼がすごくイイ人だったって覚えているよ。そして凄くイイ感じのオーディション過程だった。どこかでドック(レナード・マッコイ)役のオーディションを受けたんだけど、彼は『ドックの俳優はもういるから、それには君は必要ないんだけど、カークがまだ決まっていない』って感じだった」

しかし、自身の年齢がキャスティングに影響を及ぼしただろうとして「彼らは僕を雇う心づもりをしていたかもしれないけど、僕より若い誰かを求めていたんだと思う。(エイブラムスは)若い俳優を見つけるのに苦労していた。その後J・Jが『すごく良い若い人を見つけた』って電話してきたんだ」

こんな過去があったものの、ティモシーとクリスの関係は良好だという。「それ以降、クリス・パインと会ったことがあるし、僕はスクリーンの内外で彼の大ファンなんだ。彼を愛しているよ。いい奴だ」とティモシーは語っており、ゴールデン・グローブ賞式典に出席した際には、ずっとクリスと一緒に会場のバーにいたことを明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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