2023年U20世界選手権第2日は8月15日、ヨルダン・アンマンで前日スタートの男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ57kg級の西内悠人（日体大）が勝って2年連続優勝を達成。3位決定戦に進んだ65kg級の荻野海志（山梨学院大）は敗れて5位に終わった。
西内は、昨年のU17世界選手権51kg級優勝のルーク・リレダル（米国）相手に第1ピリオドで4-0とリード。第2ピリオドも1点を加え、5－0で勝った。失点は1回戦の1点のみ。日本男子選手でこの大会を2度制したのは初めて。2018年U15アジア選手権以来、出場した国際大会は5大会すべてでメダルを手にしている。
▲U20世界選手権2年連続優勝、国際大会5大会連続でメダル獲得の西内悠人（左から2人目、日体大）＝チーム提供
荻野はスペイン選手相手の敗者復活戦を勝って3位決定戦へ。ダルガト・アブデュルカディロフ（AIN＝ロシア） との一戦は第1ピリオドに投げ技の失敗で2点を失ったのが響き、2－9で敗れた。
70kg級の冨山悠真（山梨学院大）は敗者復活1回戦を勝ったものの、同2回戦で敗れ、3位決定戦に進めなかった。
各選手の成績は下記の通り。
男子フリースタイル
【57kg級】西内悠人（日体大） 優勝＝19選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○［5-0］Luke Joseph LILLEDAHL（米国）
準決勝 ○［Ｔフォール、0:59=10-0］Sagar SAGAR（インド）
３回戦 ○［フォール、1:47=2-0］Bakytbek DUISHENBEKOV（キルギス）
２回戦 ○［6-1］Nodirbek JUMANAZAROV（ウズベキスタン）
１回戦 ＢＹＥ
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【65kg級】荻野海志（山梨学院大） 5位＝26選手出場《トーナメント表》
３決戦 ●［2-9］Dalgat ABDULKADYROV（AIN＝ロシア）
敗復戦 ○［8-0］Felipe FERRUSOLA MILLA（スペイン）
３回戦 ●［0-6］Mohammad Reza Asadollah SHAKERI（イラン）
２回戦 ○［10-6］Andranik AVETISYAN（アルメニア）
１回戦 ○［Ｔフォール、0:41=12-0］Singh JASKARAN（インド）
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【70kg級】冨山悠真（山梨学院大） 12位＝24選手出場《トーナメント表》
敗復２ ●［3-7］Magomed BAITUKAEV（AIN＝ロシア）
敗復１ ○［9-2］Mirjavad NABIYEV（アゼルバイジャン）
１回戦 ●［Ｔフォール、3:34=0-11］Meyer SHAPIRO（米国）
《以下、前日に終了。順位を入れた結果》
【79kg級】淺野稜悟（静岡・飛龍高） 11位＝27選手出場《トーナメント表》
２回戦 ●［0-7］Otari ADEISHVILI（ジョージア）
１回戦 ○［Ｔフォール、1:17=10-0］Christopher Paul BAKER（オーストラリア）
※敗者復活戦へ回れず
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【97kg級】濱田豊喜（中大） 15位＝18選手出場《トーナメント表》
２回戦 ●［Ｔフォール、2:41=1-12］Camden Neal MC DANEL（米国）
１回戦 ＢＹＥ
※敗者復活戦へ回れず
