【今日すぐできる】火を使わない簡単・時短スタミナレシピ3選 夏バテ対策にレンチンでプラス1品

暑い日が続き、食欲が落ちている人も多いのではないでしょうか? そんなときに食べたいのが「スタミナ料理」です!

スタミナ料理と聞くと、がっつりとしたお肉やニンニクをイメージするかもしれませんが、スタミナをつけるために重要なのは「持久力を高める効果が期待できるもの」や「疲労回復効果のある栄養素」を摂ることです。

そこで今回は、この時期とくに意識して摂りたい栄養素「鉄分」と「ビタミンB1」を豊富に含む食材を使った料理を紹介します。火を使わないので、お子さんと一緒に作るのにも安心です。

豆苗の肉巻きポン酢

【材料(3人前)】

・豚ロース…300g ※豚ももでも可

・豆苗…1株

・ポン酢…適量

【作り方】

1.豆苗の根を落とし半分の長さに切る

2.豆苗を豚ロースで巻き、耐熱皿の上に重ならないように並べる

※写真は材料の半量です

3.ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する

4.仕上げにポン酢をかけたら完成!

豚ロースはビタミンB1を多く含んでおり、疲労物質を溜まりにくくする効果が期待できます。豆苗はビタミンA、Kが豊富で、代謝を上げる働きがあります。

ポン酢でサッパリした味つけになっているため、食欲がない日でも食べやすいのが特徴です。筆者の家では、晩ご飯だけでなく、夏休みのお昼ご飯にも登場しています。

豚ロースを巻くとき、キツめにギュッと巻くことで加熱時にバラバラになりにくいですよ。

ひじきと油揚げの煮物風

【材料】

・ひじき…30g(今回はそのまま使えるタイプを使用)

・油揚げ…10g

・水…50cc

・砂糖…大さじ1

・醤油…大さじ1

【作り方】

1.油揚げをひと口サイズに切る

2.耐熱容器にひじきと油揚げ、水を入れる

3.ラップをせずに600Wの電子レンジで3分加熱する

4.砂糖と醤油を【3】に入れて少し混ぜ、そのまま600Wの電子レンジで1分加熱したら完成!

ひじきと油揚げは鉄分を多く含んでいます。鉄分は持久力を保つために必要な栄養素で、とくに夏は汗をかいて不足しがちなので積極的に取り入れましょう!

今回はひじきと油揚げというシンプルな材料でしたが、にんじんや大豆を入れてもよいですね。水戻し不要のひじきだとすぐに作れるのでおすすめです。

シンプルな味つけで作り置きにもぴったり。もう一品おかずが欲しいときや、お弁当のおかずにも重宝しますよ。

我が家は子どもがひじきが好きなので、今回の分量だと一瞬でなくなってしまいました!

わかめのネバネバサラダ

【材料】

・乾燥わかめ…20g(大さじ山盛り3杯)

・納豆…1パック

・豆腐…1/4丁

・ゴマ油…大さじ1

・酢…大さじ2

【作り方】

1.乾燥わかめを水で戻す

2.水気を切ったわかめを器に盛り、豆腐を手でほぐしながら乗せる

3.納豆に付属のタレを入れて混ぜる

4.器に納豆を盛りつける

5.ゴマ油と酢を混ぜてかけたら完成!

納豆には鉄分が多く含まれているため、積極的に食べたい食材のひとつです。夏は汗をかきやすいため、わかめに豊富に含まれるミネラルも重要! 合わせてサラダにすることで、自然と摂取しやすくなりますよ。

納豆のネバネバとサラダの酸味がちょうど良く、最後まで飽きずに食べられました。


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参考サイト:スタミナがつく食べ物を食べてバテ知らずのカラダ作りスゴイ!豆苗の栄養価|豆々研究室-豆苗研究会夏バテの予防に効果的な栄養素・食べ物|アリナミン【管理栄養士執筆】わかめの栄養を徹底解説!食べるとどんな効果がある?

まとめ

暑い毎日に、食欲不振や体力の消耗を感じている人もいるでしょう。 限界を迎える前に、食事から夏バテしにくい体づくりをしておくことも大切です。 手間がかかる料理だと続けにくいため、電子レンジで簡単に加熱調理できるものだとハードルも下がるはず! ぜひ、食事を通して夏バテしにくい体づくりをしてくださいね。 文/丸山希

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