美作保健所は4、5の両日、夏場に多発する食中毒の防止に向け、衛生管理徹底を呼び掛ける啓発活動/岡山・津山市

美作保健所=岡山県津山市=は4、5の両日、夏場に多発する食中毒の防止に向け、衛生管理徹底を呼び掛ける啓発活動を管内で行った。
「食品衛生月間」に合わせた活動の一環で、今回はコロナ禍を考慮して街頭でのチラシ配布を止め、広報車での巡回と店舗への指導を実施。
初日は椿高下の同保健所で出発式があり、川井睦子所長と稲葉伸次津山食品衛生協会長が「食中毒が発生せぬよう、新型コロナ対策も含めて意識を高めるよう啓発してほしい」などとあいさつ。
同保健所担当者や同協会の指導員らが広報車両などに乗り込み、津山市、久米南、美咲町を巡回し、食中毒予防の三原則「清潔」(菌を付けない)、「迅速・冷却」(菌を増やさない)、「加熱」(滅菌する)に注意して食品を扱うよう呼びかけた。飲食店や食品販売店には、コロナ禍への対応で増えているテイクアウトやデリバリーでの留意点も記したチラシを配布した。
県内では6月7日、全域に食中毒注意報が発令されている。
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食中毒防止の啓発に出発する保健所の広報車

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