南足柄の自然と音楽に癒やされ 10月、夕日の滝で野外フェス 県西地域のアーティストなど18組出演

音楽フェス「RingNe Festival」が開催される南足柄市の夕日の滝(主催のRingNe DAO提供)

 自然の中で癒やしのひとときを過ごしてもらおうと、神奈川県南足柄市矢倉沢の名所「夕日の滝」で10月8日、野外音楽フェスティバルが開催される。全国のクリエーターでつくる実行委員会の主催で、県西地域で活躍するアーティストなど18組が出演予定。「大自然に触れながら持続可能性について考えるきっかけにしてもらいたい」と来場を呼びかけている。

 音楽フェス「RingNe Festival(リンネ フェスティバル)」は、約2年前から小田原市に移住して横浜市との2拠点生活を送っている発起人で作家の雨宮優さん(31)が書き下ろしたSF小説の世界観がコンセプト。小説では「2044年の南足柄」を舞台に、人と植物の関わり方をつづっているといい、雨宮さんは「出演者が奏でる音を味わうことはもちろん、フェスに通底するサステナブルやアートに関心がある人にも楽しんでもらえる」と話している。

 音楽ライブのほかに、夕日の滝へのプロジェクションマッピングや地域住民らとの交流、トークセッションなども行われる予定。

 前売りチケットは南足柄市民3500円、一般5500円。公式HP(ringne-festival.com)から購入できる。問い合わせはメールringne.festival@gmail.com

© 株式会社神奈川新聞社