台風7号の警戒を継続

近畿地方を縦断して各地に大きな被害をもたらした台風7号が日本海を北よりに進んでいます。
雨や風のピークは過ぎたものの、南からの湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となっており、特に東日本の太平洋側では雷を伴って激しく降る所がある見込みです。また、東海や近畿、中国地方では、降り始めからの総雨量が8月の平年値を超えた所もありますので、引き続き土砂災害に厳重な警戒をして、増水した川や崖には近づかないようにしてください。
一方、あすにかけて、北日本では台風接近の影響で次第に風が強まり、波も高まる見通しですので、十分注意してください。

気象予報士・饒村 曜

画像について:16日午後9時の予想天気図。

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