きょう16日、菅原浩史さん悼む花火 地元・一関で打ち上げ

菅原浩史さん(所属事務所カンパニーイースト提供)

 ずっと忘れない。人々の心の中で生き続ける-。5月にくも膜下出血のため42歳で亡くなった、一関市川崎町出身のオペラ歌手、菅原浩史(ひろし)さんを追悼する花火が16日、地元で打ち上げられる。友人が協賛金を募り、全国のファンや川崎中の同級生らが賛同。感謝と恩返しの思いが込められた大輪が夜空を彩る。

 舞台は、菅原さんが大好きだった同市川崎町の一大イベント、かわさき夏まつり花火大会「おらが自慢のでっかい花火」。菅原さんの低音で、深く優しい歌声に乗せて打ち上げる。

 かわさき夏まつり実行委主催の花火大会は、午後7時~同9時に北上大橋河畔で。2尺玉やスターマインなど約1万発を打ち上げる。観覧エリアへの入場には、小学生以上は協力金として1人500円を求める。

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