オリオールズがパドレスに大敗 藤浪は1回無失点で防御率7.86に

【オリオールズ3-10パドレス】@ペトコ・パーク

アメリカン・リーグ最高勝率を誇るオリオールズは、トレード・デッドラインの補強で獲得したジャック・フラハティが初回に満塁弾を浴びるなど3回4安打7失点でノックアウト。3対10で大敗を喫し、前カードのマリナーズ戦から続く連勝が3でストップした。パドレス先発のマイケル・ワカは故障者リストからの復帰初戦で5回3安打無失点と安定したピッチングを見せ、9勝目(2敗)をマーク。2回までに7点を失って早々にノックアウトされたフラハティには8敗目(8勝)が記録された。

4連勝を狙ったオリオールズだったが、先発のフラハティの制球が定まらず、序盤に試合が壊れてしまった。1回裏二死2塁から3連続四球で押し出しによる先制点を献上すると、ゲーリー・サンチェスには16号グランドスラムを被弾していきなり5点のビハインドに。2回裏は二死1・2塁からマニー・マチャドにタイムリー二塁打を浴び、2点を追加された。4回から登板した2番手のニック・ベスピもパドレス打線に捕まり、5回裏二死1・3塁からギャレット・クーパーとベン・ギャメルの連続タイムリー二塁打で3失点。打線は6回表にセドリック・マリンズのタイムリーでようやく1点を返し、9回表にはオースティン・ヘイズの11号ソロなどで2点を奪ったが、時すでに遅しだった。

オリオールズの藤浪晋太郎は1対10と大量リードを許した状況の6回裏に3番手として登板。モチベーションの上がりにくい難しいマウンドとなったが、先頭のフェルナンド・タティスJr.から空振り三振を奪い、フアン・ソトを歩かせたあと、マチャドをサードゴロ併殺打に仕留めて1イニングを打者3人で無失点に抑えた。1回11球を投げて被安打0、奪三振1、与四球1、失点0というピッチング。2試合連続無失点で今季の防御率は7.99から7.86へ向上している。

The post オリオールズがパドレスに大敗 藤浪は1回無失点で防御率7.86に first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.