きよかさん、宇都宮で初の個展 心に響く言葉、書道で発信

初の個展を開いたきよかさん

 【宇都宮】書道アーティストのきよか(本名城田聖華(しろたきよか))さん(27)の初めての個展「きよか展~愛と光の書道アート~」が市南図書館で開かれている。19日まで。

 きよかさんは栃木市出身。県内で高校教員を勤めながら書道アーティストとして活動している。小学生から書道を学び、高校時代には全国高校総合文化祭書道部門に県代表として出場。大学でも書道を専攻し、書に打ち込んだ。最近では、独立書人団が主催する第71回独立書展に出品した。

 会場には、きよかさん自身の言葉をしたためた書がアンティーク調の額に収められて並ぶ。「みんながきらめく存在なの」という言葉を、軽やかに舞うバレエダンサーの筆絵と組み合わせた作品や、「愛」の1字をさまざまなパターンで書いた小品など計45点が展示されている。

 きよかさんは「見る人の心に響く言葉を書にして発信したい。人を元気づけたり癒やしになったりしたらうれしいです」と話した。午前11時~午後6時。

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