広陵3―6慶応 慶応が競り勝つ

広陵―慶応 タイブレークの10回表慶応2死満塁、延末が右前に2点打を放つ。投手高尾、捕手只石=甲子園

 慶応が3―3の延長十回に3点を挙げて競り勝った。二ゴロの間に勝ち越し、さらに2死満塁から延末が2点適時打を放った。延末は先制打も含め5打点。九回から登板した松井が2回無失点と好救援した。

 広陵は六、七回に1点ずつを取って一度は追い付いたが、八回の併殺打や九回のバント失敗が痛かった。高尾の152球の力投は実らなかった。

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