ガソリン上昇、181円90銭 政府補助減、15年ぶり高値続く

東京都内のガソリンスタンドで給油する人=2日

 経済産業省が16日発表した14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から1円60銭高い181円90銭だった。値上がりは13週連続。原油相場の上昇や、政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響き、2008年8月以来約15年ぶりの高値が続いている。

 軽油は1円60銭高い161円40銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり23円値上がりし、2171円だった。

 都道府県別のレギュラーガソリン価格は45都道府県で値上がりし、1県で下がった。1県は横ばいだった。

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