【プチ情報②】夏休みの読書感想文に困ったらコレ! 『ふたりのえびす』

夏休みの宿題で苦労しがちな読書感想文。

書くのに結構な時間が掛かることもさることながら、どの本を読むかでも悩んでしまいますよね。

そんなご家庭に、楽しく読める書籍をご紹介します。

楽しく読めると感想もはかどりますよ。

※本記事はフレーベル館出版noteを参考にしています。

『ふたりのえびす』

こちらは「第69回 青少年読書感想文全国コンクール 小学校高学年の部」(2023年)の課題図書に選定されています。

対象年齢:小学校高学年~

定価:1,540円(本体1,400円)

あらすじ

内村太一は青森県に住む小学5年生。「ありがとるねーど」など自作の言葉をおちゃらけて使うお調子者。

そんな太一の元にみんなから「王子」と呼ばれる大路優希が転校してきます。

そんな二人はひょんなことから、八戸市の伝統行事である「えんぶり」にて、”えびす舞”を踊ることとなります。

端正な顔立ちで女子人気が高い王子が、どうしてお世辞にもかっこいいとは言えないえびす舞を踊ろうと思ったのか…、と理解に苦しむ太一。

いざ練習を始めてみると、王子にはリズム感というものがこれっぽっちもなく、取り巻きの女子たちもいなくなる始末。

それでも王子は顔を真っ赤にしながら、踊ることをやめません。
踊りたくないえびすと、踊れないえびす。

ふたりのえびすは見事にえんぶりにてえびす舞を披露できるのでしょうか?

注目ポイント

こちらの物語で注目したい点は、二人の”キャラクター”に対する考え方

太一はほんのちょっとしたきっかけで作られた「お調子者」というキャラクターを、無理して演じています。

本当の太一と王子はどのような人物なのでしょうか?

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