「翔んで埼玉」続編、滋賀出身の堀田真由・くっきー!らが参戦

二階堂ふみ、GACKT主演の映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』。8月16日、その追加キャストが解禁され、堀田真由、野性爆弾・くっきー!、ダイアン・津田篤宏の出演が発表された。

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』出演が発表された、滋賀出身の堀田真由(左)と野性爆弾・くっきー!(2022年12月・彦根市)

続編では、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進み、関西を巻き込んだ東西ディスり合戦が予定されている。その中心人物として、関西の通行手形撤廃を目指す滋賀の貴公子・桔梗 魁(ききょう・かい)役に杏、関西を牛耳る冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃役に片岡愛之助のキャスティングが先日発表されたばかり。

2022年12月、その滋賀を舞台としたシーンの撮影がおこなわれ、琵琶湖を見下ろす「彦根城」(滋賀県彦根市)の庭園に、滋賀解放戦線・近江美湖役の堀田真由、美湖の兄・近江晴樹役のくっきー!、滋賀解放戦線員役の津田が参戦。このロケには農民役に扮した150人のエキストラも参加し、男性はふんどしスタイルで、全身泥だらけの「ゲジゲジ眉毛」メイクに。同じメイクの堀田、くっきー!、津田の3人は、エキストラの農民とともに『琵琶湖周航の歌』を熱唱。寒空のもと、その模様が報道陣に公開された。

農民に扮したエキストラ150人も滋賀ロケに参加(2022年12月・彦根市)

ロケ終了後、「ゲジゲジ眉毛」メイクのままで報道陣の前に現れた堀田とくっきー!は、ともに滋賀県出身。「滋賀のことが一層大好きになる映画。地元の人と同じ気持ちで見ていただければ」(堀田)、「滋賀の人なら僕らと一緒にじゃぶじゃぶ泣いてくれるはず」(くっきー!)と、滋賀県民なら共感必至の映画だと強調。また、「ゲジゲジ眉毛」メイクは、自動車の滋賀ナンバーが通称「ゲジナン(ゲジゲジナンバー)」といじられていることに由来しているという。

また新たに、「滋賀のジャンヌダルク」役の高橋メアリージュン、和歌山解放戦線員役の天童よしみ、和歌山の姫君役のトミコ・クレアらの出演も決定。同映画は11月23日公開。原作は『パタリロ!』『妖怪始末人トラウマ!!』の漫画家・魔夜峰央。メガホンをとるのは、『のだめカンタービレ』シリーズ、『テルマエ・ロマエ』シリーズを手がけた武内英樹監督。

取材・文・写真/上地智

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

2023年11月23日(祝・木)公開
監督:武内英樹
出演:GACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、ほか
配給:東映

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