フィンエアー、Avios導入 利用額ベースに変更、ラウンジ新設も

フィンエアーは、マイレージプログラム「フィンエアープラス」のロイヤルティ通貨として、IAGロイヤルティが展開するAvios(アビオス)を導入する。

2024年初頭にも導入を予定しており、合わせて利用額ベースでのマイルの付与を開始する。新たなマイルストーン特典も導入し、既存のレベル内で特定のポイント上限に達すると、アップグレード特典などを受けることができる。特典航空券向けの座席供給量も増やし、ヨーロッパ域内路線では最低4席、長距離路線では最低8席を保証する。現在のポイントは3:2の交換比率でAviosに変換される。

また、フィンエアープラスの入会特典として、エアバスの単通路機で運航するヨーロッパ域内路線で、メッセージング向けのインターネット接続が無料となる。2024年にもヘルシンキ・ヴァンター国際空港のシェンゲン協定加盟国エリアにラウンジを新設し、最上級会員専用エリアも設ける。

フィンエアープラスは、1992年にサービスを開始。会員数は400万人以上にのぼる。Aviosは、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、エアリンガス、ブエリング航空、カタール航空も採用している。

© Traicy Japan Inc,