7月にあいテレビの「Nスタえひめ」で紹介した、なわとびのスゴ技を持つ愛媛県大洲市の女子中学生・芳我琉衣(はが るい)さんが、世界大会で表彰台に立ちました。
大舞台を経験し、芽生えた新たな感情とは…
(芳我さん)
「頑張ってきたので、その努力が結果に出てとても嬉しかったです」
16日、大洲市役所を訪れたのは「大洲なわとびクラブ」に所属する芳我琉衣さん(14)です。
芳我さんは7月、アメリカ・コロラド州で開催されたなわとびの世界大会に日本代表の1人として出場。その結果報告のため、大洲市の二宮市長らを訪問しました。
Nスタえひめでは7月10日、芳我さんの最終調整の様子を取材。
目前に迫った世界大会に向けて、次のように話していました。
「やるべきことはやったので、あとは調整して本番に今まで頑張ったことを出し切る。出し切るだけです」
その言葉通り、世界大会では持てる力のすべてを発揮します。
個人戦では、所定時間内の駆け足とび回数を競う「スピード種目」において、30秒部門で3位、3分部門で2位に。
さらに団体戦では2種目で優勝し、出場した4種目すべてでメダルを獲得しました。
「団体戦は100%を出し切って金メダルが獲れたのでうれしかった」
光り輝く3色のメダル。
世界大会では、各国の選手たちとも交流を深めたそうです。
「表彰台に一緒にのぼった子には、『おめでとう』と言葉をかけたり、Tシャツ交換をしたりして友達になった」
そして、世界の舞台を経験したことで新たな気持ちが芽生えたといいます。
「今までも自分の中では頑張ってきたつもりだけど、世界のレベルの高さに驚いたのでこれからもっと頑張りたいなと思いました」
芳我さんが次に目指すは個人戦での金メダル。
世界の頂を目指し、芳我さんはこれからもひたむきに努力を重ねるつもりです。