円山動物園のゾウ、出産間近か 成功なら道内初 札幌

血液中のホルモンが急激に低下し、出産間近とされるアジアゾウのパール(札幌市円山動物園提供)

 札幌市円山動物園は16日、妊娠しているアジアゾウのパール(雌、19歳)について、出産の兆候を示す血液中の黄体ホルモンが急激に低下し、近く出産する可能性があると発表した。成功すればゾウの出産は道内初。同園は専用の柵越しに世話する「準間接飼育」下での出産を予定しており、この方法で成功すれば全国で初となる。

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