運転免許試験ミス、16人不合格 外国語受験で群馬県警

群馬県警本部

 群馬県警は16日、外国語で受験する運転免許学科試験の問題や採点にミスがあり、本来合格とすべき16人を不合格としていたと発表した。不合格とすべきなのに誤って合格とした人も1人いた。

 16人のうち再受験で合格した人には受験料を補償し、まだ再受験していない人には免許証を交付する。誤って合格とした1人には事情を説明した上で、免許証は有効とする。

 県警によると、英語やベトナム語で受ける普通自動車と原付きの試験で、計5問の正誤を逆に採点した。英語の仮免許試験では問題文に誤りがあった。

 ミスがあったのは7月1日~8月3日に行った試験。7月1日の改正道交法施行に合わせて問題を変更していた。

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