岩手町は今月、未来のまちづくりを担う人材育成につなげるイベントを始めた。若者がさまざまな立場で町に関わる「先輩」と触れ合い、地域の魅力や課題を再認識する機会を設定。世代を超えた交流を通じて参加者は人生観を学び、自分の将来像や町の未来について視野を広げている。
「ドリームチャレンジャーと語らないかい?」と題して7日、同町江刈内のプラザあいで町内事業者4人と語る場を設け、地元の中高生ら15人ほどが参加。「住み続けたくなる地元とは」のテーマでは「変わることも大事だが、変わらない場所があり続けるのも大事だ」「暮らしていて安心感があること」など、活発に意見を交わした。