アダルトビデオ制作するにあたり、法令に定められた契約書や説明書を交付・提供しなかったなどとして、いわゆる“AV新法”違反の疑いで双子の兄弟が逮捕されました。静岡県警によるAV新法での摘発は初めてです。
AⅤ出演被害防止・救済法違反などの疑いで逮捕されたのは滋賀県に住むアダルトビデオ製作販売業の容疑者の男(41)と双子の兄である自称男優の容疑者(41)です。
警察によりますと、2人は2022年11月から2023年5月までの間、アダルトビデオを制作する際に出演女性3人に対し、法令に定められた説明書や契約書を交付・提供しなかったなどの疑いが持たれています。2人はSNSなどを使い、10万円から20万円の報酬で全国から女性を募り、少なくとも150人以上が出演しているとみられ、これまでに数千に上る動画を撮影し、海外のサイトで動画をアップロードしているとみられています。
警察は2人に余罪があるとみて捜査を続けています。