ローマは16日、パリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。
一定の条件下での買い取り義務が発生する契約とのことだ。背番号は「20」をつける。
レナト・サンチェスはベンフィカの下部組織育ちで、2015年10月にファーストチームに昇格。若き才能に目をつけたバイエルンが2016年7月に完全移籍で獲得するが輝けず、2017年8月にスウォンジー・シティへとレンタル移籍する。
2018年6月にバイエルンへと復帰すると、通算53試合に出場し2ゴール3アシストを記録。2019年8月にリールへと完全移籍した。
リールでは3シーズンを過ごし公式戦91試合で7ゴール10アシストを記録。フランスでの活躍を見てPSGが2022年8月に完全移籍で獲得したが、27試合で2ゴールの活躍に終わった。
レナト・サンチェスはクラブを通じて喜びのコメントを残している。
「この素晴らしいクラブに来られてとても嬉しい。クラブのプロジェクトに魅了された。ローマでプレーすることは僕にとって理想的な選択だと思う」
「どんなサッカー選手にとっても、サポーターのサポートを感じることは非常に重要だ。僕の場合、初日に受けた衝撃のおかげで、ファンがどれだけチームを愛しているかが分かり、これが僕に全力を尽くす力を与えるだけだ。このシャツで勝つためにね」
なお、ローマはPSGからアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスを同日に獲得している。