「おかえりマルコ!」アルナウトビッチがインテル到着、ウルトラスは横断幕掲げて13年ぶり帰還を歓迎

[写真:Getty Images]

インテルはボローニャからオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(34)の獲得が秒読みとなった。

【動画】インテルのウルトラスが巨大な横断幕を用意して帰還を歓迎

すでにアルナウトビッチの獲得が確実と言われていたインテル。イタリア『カルチョメルカート』によると、ここ数日伝えられていた通り、ボローニャへ支払う移籍金はボーナス含めて総額1000万ユーロ(約15億9000万円)になるという。

アルナウトビッチにとっては13年ぶりのインテル復帰に。トゥベンテからのレンタル移籍で1年間だけ在籍した2009-10シーズン、当時まだ20歳だった身長192cmのストライカーは、チャンピオンズリーグ(CL)を制し、トレブルも成し遂げるほど充実したスカッドを誇っていたチームでほとんどチャンスを貰えなかった。

あれから13年、ブンデスリーガやプレミアリーグ、中国スーパーリーグも経験し、気づけば34歳に。ボローニャでは2シーズン連続でセリエAで2桁得点をマークし、かつて一匹狼の印象が先行したストライカーは年齢を重ねるごとに円熟味を増し、真のストライカーへと変貌を遂げた。

16日にはメディカルチェックのためにインテルの施設へ到着し、熱狂的サポーターグループであるウルトラス「クルヴァ・ノルド」は「おかえりマルコ!俺たちはキミとともにある」と書かれた横断幕を掲げ、アルナウトビッチの帰還を歓迎した。

アルナウトビッチはインテルで年俸300万ユーロ(約4億7000万円)を受け取り、2025年6月までの2年契約を結ぶとのこと。ベルギー代表FWロメル・ルカク、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに代わる新たなターゲットマンとして大きな期待が懸かっている。

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