岐阜・関市や岐阜市で記録的短時間大雨情報 約100ミリ猛烈な雨 美濃市では橋の一部崩落 

16日午後、岐阜県関市や岐阜市で、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。

台風は東海地方から遠ざかりましたが、湿った空気が流れ込み、岐阜県関市中之保(なかのほ)と武芸川(むげがわ)、それに岐阜市で午後3時すぎまでの1時間に、約100ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。

このうち関市では市内を流れる津保川が増水し、一時、8万2000人あまりに避難指示が出ました。午後11時45分までに岐阜県内の避難指示は全て解除されています。

(吉田翔記者)
「岐阜県美濃市です。橋の一部が崩落し通行止めになっています」

美濃市では大雨で余取川(よとりがわ)が増水した影響で川の護岸と橋の一部が崩落しました。橋の前にはカラーコーンが置かれ、通行止めになっています。

東海地方は、17日午後も岐阜県を中心に、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。

17日午後6時までの24時間雨量は、岐阜県の多い所で150ミリ、愛知県で60ミリ、三重県で50ミリが予想されています。

これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため気象台は引き続き、警戒するよう呼びかけています。

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