横浜・日吉で4年ぶり「慶応サマースクール」 飲食や物販、ワークショップも

慶応大日吉キャンパス(資料写真)

 慶応大学大学院経営管理研究科(KBS)の院生らが実行委員会を結成して開催している「KEIOサマースクールフェスタ」が17、18日の両日、横浜市港北区の同大日吉キャンパス内協生館で開かれる。新型コロナウイルス禍で中止していたため開催は4年ぶり。

 同修士課程は、1962年に設けられた日本で最も歴史のあるビジネススクール。フェスタは夏季集中授業「起業体験」の一環で、院生らがワークショップや飲食、物販などの模擬店舗の経営に携わる。

 現役KBS生の家業である製麺所の中華麺をあえ麵やイタリアンにアレンジして提供するほか、留学生による台湾スイーツや中国茶などの販売店も。演劇やeスポーツが体験できるワークショップを含め、約10店舗が出店する。

 同実行委員長で修士課程1年の山本興陽さん(28)は「夏休みに楽しんでもらう企画。KBSの存在を知ってもらう機会になれば」と話している。

 入場無料(飲食・物販などは有料)。17日午前10時~午後5時、18日午前10時~午後3時。同キャンパスは日吉駅から徒歩1分。

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