「邪神ちゃん」作中通りに〝もえるゴミ〟をフリマアプリに出品→30秒で売れるも1時間後に迷惑行為認定でBAN

人気アニメ「邪神ちゃんドロップキック(邪神ちゃん)」が作中場面を再現するため、〝もえるゴミ〟をフリーマーケットアプリに出品したところ、迷惑行為認定を受けていたことが15日、公式Xのスペースで明かされた。

「邪神ちゃん」本編では、主人公の邪神ちゃんが「もえるゴミ」をフリマアプリに出品する描写がある。それにならい13日のコミケ終了後、ブースで使用したオブジェクト「バーチャル邪神ちゃん」の下半身を〝もえるゴミ〟と命名し2千円(送料込み)で出品。告知がなかったにもかかわらず、わずか30秒で売れた。喜びもつかの間、1時間後に突然、購入者とのやりとりを含めたページの全てがアプリ画面から消えたという。

「邪神ちゃん」宣伝プロデューサーの柳瀬一樹氏によると、アプリ側から「恐れ入りますが、出品された商品は禁止されている行為(迷惑行為)に該当するため削除いたしました」との報告があったという。スペースに参加していた「邪神ちゃん」原作編集担当の石川翼氏は「字面でゴミと書かれているから『ゴミを出すのは迷惑行為』と認識されたのかもしれませんね」と推測した。

その後、事務局キャンセルをSNSで嘆いていた購入者を発見。後日、無料で「もえるゴミ」を送付したという。ちなみに発送料は2400円で柳瀬氏は「何にもならない大赤字でした。『さすがに2千円なら大丈夫だよ。物も無駄にならなくていいよ~』とか話してたんですけど」と笑った。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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