浦和パルコでイベント多数、子どもら61人が参加 ふりかけ作りのワークショップも盛況、フードロス学ぶ

ふりかけ作りを体験する子どもたち=12日、さいたま市浦和区の浦和パルコ

 子ども体験教室「じぶんデザイン」(埼玉新聞社主催)は12日、埼玉県さいたま市浦和区の浦和パルコで無料のワークショップイベントを開催した。

 イベントには延べ61人が参加。「木のストロー作り」(AQグループ、東京都新宿区)、「お小遣い帳からお金を学ぶ」(地域デザインラボさいたま、さいたま市浦和区)、「オリジナルチケット作り」(ぴあ、東京都渋谷区)、「小さなビオトープ作り」(さんぽメダカ、加須市)、「オリジナルふりかけ作り」(中村フードサービス、加須市)の五つの体験コーナーが設けられ、子どもたちは興味を抱いたブースに足を運んだ。

 ふりかけ作りのワークショップでは、13種類の具材や調味料を自由に組み合わせ、オリジナルのふりかけを作成。野菜の端材を活用した乾燥野菜も用意し、フードロスについて考えるきっかけを提供した。参加した子どもたちは思い思いに食材を混ぜ合わせ、「食べるのが楽しみ」と口々に話した。

 浦和パルコ営業課の岡田昌利さんは、「教科書の内容を実際に体験し、具体的に知るきっかけを作りたくてイベントを実施した。今回、多くの人に知るきっかけを提供できて良かった。また夏休みの宿題の手助けにもなったのでは」と話した。

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