内縁の妻を複数回 “棒状のもの” で殴った疑い 無職の男を傷害の疑いで逮捕 女性はその後 死亡 広島

同居する内縁の妻を複数回殴ったとして、広島県尾道市の男が逮捕されました。女性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、広島県尾道市栗原東に住む、無職・宮田勝行 容疑者(65)です。

警察によりますと、宮田容疑者は15日夜ごろから翌16日午後2時半ごろまでの間、自宅で同居する内縁の妻で無職の 三上幸江 さん(66)の体を複数回、棒状のものなどで殴り、全身打撲のけがをさせた疑いがもたれています。

三上さんは意識不明の重体で病院に運ばれましたが、およそ30分後に死亡が確認されました。

調べに対して宮田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

16日午後、宮田容疑者が「女性がふらふらして倒れた」という内容の119番通報をしたことで事件が発覚。女性の体には殴られたようなあざが複数あったことから、警察が聞き取りをしたところ、三上さんを殴ったことを認めたため、傷害の疑いで逮捕したということです。

警察は、2人になんらかのトラブルがあったとみていて、近く遺体を解剖して死因を調べることにしています。

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