仙台育英、おかやま山陽が8強 高校野球、花巻東と神村学園も

仙台育英―履正社 8回表仙台育英1死三塁、尾形が遊前に決勝のスクイズを決める。捕手野上=甲子園

 全国高校野球選手権大会第11日は17日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、前回覇者の仙台育英(宮城)、花巻東(岩手)、おかやま山陽(岡山)、神村学園(鹿児島)が準々決勝に進んだ。16日に勝ち残った八戸学院光星(青森)と合わせ、大会史上初めて8強に東北勢3校が入った。

 仙台育英は八回にスクイズで勝ち越し、2019年大会優勝の履正社(大阪)に4―3で勝った。花巻東は16安打で智弁学園(奈良)に5―2で勝って10年ぶりに準々決勝に進出した。

 おかやま山陽は日大三(西東京)に7―2、神村学園(鹿児島)は北海(南北海道)に10―4で快勝して初の8強入り。

 18日は休養日で、19日の準々決勝は沖縄尚学―慶応(神奈川)、土浦日大(茨城)―八戸学院光星、神村学園―おかやま山陽、仙台育英―花巻東の顔合わせに決まった。

仙台育英―履正社 8回表仙台育英1死三塁、尾形が遊前に決勝のスクイズを決める=甲子園
智弁学園―花巻東 3回表花巻東1死一、二塁、千葉が左中間に適時二塁打を放つ。捕手高良=甲子園
おかやま山陽―日大三 2回裏おかやま山陽1死二塁、西野が左翼に適時二塁打を放つ。捕手大賀=甲子園
神村学園―北海 4回表、適時打を放ちガッツポーズする神村学園・上川床=甲子園

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