「ひまわり」とJR烏山線の「アキュム」が共演 約8万本のひまわりが咲き誇る

 今年(2023年)で開業100周年を向かえたJR烏山線の小塙駅とその周辺のひまわり畑では、大輪の花が見ごろを迎えています。

 夏の暑い日差しを浴びながら、あたり一面に広がるひまわり畑。このひまわり畑は、那須烏山市の猿久保田んぼ公園など地域の自然環境を整備する荒川南部地域保全会のメンバーらが、美しい景観を楽しんでもらおうと毎年行っているものです。

 6年目の今年は、JR烏山線の開業100周年にあわせて烏山線の乗務を担当しているJR東日本宇都宮運輸区の運転士や車掌などと一緒に種まきが行われました。

 小塙駅から滝駅までの約1.1キロの区間に去年(2022年)よりも1カ所多い8カ所の休耕田、面積にして9000平方メートルに約8万本のひまわりが咲き誇ります。

 今年は例年に比べて1日から2日程度開花が早まり、今がちょうど見ごろだということです。また、JR東日本では乗車中の客などにひまわり畑の景色を楽しんでもらおうと、8月27日まで小塙ー滝駅間の一部の列車で速度を落として運転を行っています。

 16日はひまわりとJR烏山線の車両「アキュム」が共演する風景を写真におさめようと、茨城県や埼玉県などから訪れたというアマチュアカメラマンがシャッターを何度も切っていました。

 見ごろは8月27日ごろまでだということです。

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