阪急、関空直通列車を検討 31年に新大阪から十三経由

計画中の大阪「なにわ筋線」と阪急の新線ルート

 阪急電鉄は17日、大阪市内を南北に貫く新線「なにわ筋線」の2031年の開業に合わせ、計画中の阪急の連絡線となにわ筋線を経由して、新大阪から関西空港までを直接結ぶ列車の運行開始を検討していると明らかにした。急行を想定しており、京都や兵庫方面から関西空港へのアクセス向上を図る。

 なにわ筋線はJR大阪駅の地下ホームとJR難波駅および南海電鉄の新今宮駅をつなぐ路線。JR西日本と南海電気鉄道が列車を走行させ、31年の開業を予定している。

 阪急は、なにわ筋線に合わせて新大阪と阪急十三駅を結ぶ「新大阪連絡線」と十三駅とJR大阪駅を結ぶ「なにわ筋連絡線」の整備を計画、31年開業を目指す。

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