エド・シーラン、テイラー・スウィフトと「End Game」の再録はまだしていないと語る

エド・シーランが、アンディ・コーエンのSiriusXMポッドキャスト『Deep & Shallow』に出演し、親友であるテイラー・スウィフトとの2017年のコラボ曲の再録や【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーなどについて語った。

このインタビューでエドは、フューチャーも参加しているテイラーの『レピュテーション』からの3rdシングル「End Game」をまだ再録音していないと明言した。コーエンからの質問に対し、「いや、まだだよ」と彼は答え、「ノー、ノー。でも次に出るのは“1989(テイラーズ・ヴァージョン)”だよ。それが(テイラーの)次のやつだよ」と話している。

テイラーはこれまでに3作の“テイラーズ・ヴァージョン"をリリースしており、2023年10月に発売予定の『1989』が4作目となる。つまり、彼女が再録音するために残されているのは、2006年のセルフタイトルのデビュー・アルバムと、前レコード・レーベルのビッグ・マシーンでリリースした最後のアルバム『レピュテーション』のみということになる。エドとのコラボ曲については、「End Game」はまだ再録されていないものの、2021年の『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』にはすでにデュエットが2曲収録されている。「Everything Has Changed (Taylor's Version)」と未発表のフロム・ザ・ヴォルト曲「Run」だ。

テイラーは先週、2014年の『1989』の再録バージョンを次にリリースすることを【The Eras Tour】の今回の米国最終公演で発表した。現在自身もツアー中のエドは、テイラーのツアーが欧州で行われるようになれば、観れるのではないかと期待しているという。【マセマティクス・ツアー】が数々の記録を塗り替えている彼は、「テイラーのショーを観に行きたいけど、僕たちは毎週末、同じ日程で公演を行なっている。来年、彼女が英国にいる時ならチャンスはあると思うんだけど……」とコーエンに語った。

エドは、ツアーのほかに新譜の準備でも忙しくしており、次作が近々リリースされることを確認した。インスタグラムでファンに向けて「秋が来る(Autumn is coming)」と繰り返しメッセージを送っていた彼は、それが秋をテーマにしたアルバムのティーザーであることをコーエンに認めている。

彼のファンは、エドが最近のコンサートで着用したジャージにプリントされた数字から、リリース日の可能性を導き出した。 9/29、つまり9月29日だ。彼は、「秋についてのアルバムで、特に期待はしていない」と語りつつ、プロジェクトのリリース日については明言しなかった。「このアルバムを作ろうとしていたら、“サブトラクト”ができた。だから、この1年で完成させて、そう、リリースする準備ができたから出すんだ」と彼は話している。

また、別の質問で【スーパーボウル】の話題を振られたエドは、ヘッドライナーとして出演することは今後もないだろうと語っている。その理由について彼は、「あれはアメリカ的なものだと思うんだよ」と説明し、「僕はあか抜けてないから……プリンスやマイケル・ジャクソン、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、リアーナ、ビヨンセ。みんな素晴らしいパフォーマーだ。僕はああいう感じじゃないし、ステージにダンサーを登場させたりしないから」と語っている。

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