酸味と甘みのバランスが絶妙 寄贈された「船橋のなし」社会福祉施設に

「船橋のなし」寄贈 船橋市内の社会福祉施設へ

 酸味と甘みのバランスが絶妙な「船橋のなし」が8月17日、地元の千葉県船橋市に寄贈されました。
 ナシは、市内の社会福祉施設に届けられるということです。

 特産品にもなっている「船橋のなし」を寄贈したのは、船橋市果樹園芸組合とJAいちかわです。

 この寄贈は38年前から毎年行われているもので、2023年は、ナシの品種「豊水」合わせて540キロが贈られました。

 両組合によりますと、2023年のナシの出来栄えは、梅雨時に雨が少なかったため例年よりも小玉なものの、7月から続く猛暑の影響もあり、甘くみずみずしい味に仕上がっているということです。

 船橋市の松戸徹市長は「ナシは船橋の魅力を語る上で欠かせない存在。約40年に渡る支援に感謝したい」と述べました。

 寄贈されたナシは今後、障害者施設や高齢者施設など市内94の社会福祉施設に届けられる予定です。

船橋市果樹園芸組合 石橋義彦 組合長
「ことしは天候にも恵まれ、ちょっと雨が少なかったがかなり糖度が高いおいしいナシができた」

JAいちかわ 今野博之 代表理事組合長
「船橋の社会福祉に貢献したい思いで昭和60年からこのような寄贈をしている。ことしはパッケージを変えて“船橋のなし”をもう一回り大きくアピールしたいなと思い、新しいパッケージもご覧になっていただければありがたい」

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