西岡良仁、ズベレフと接戦もストレートで敗れ2回戦敗退。ベスト16入りならず[ウェスタン&サザン・オープン]

西岡良仁は元世界2位のズベレフに敗れて2回戦敗退

現地8月16日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク45位)は第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同17位)と対戦。5-7、4-6のストレートで敗れ、同大会4年ぶりの3回戦進出とはならなかった。

2年ぶり3度目の今大会本戦出場となった27歳の西岡。2019年大会では当時世界ランク5位の錦織圭(ユニクロ)を破るなどベスト8入りを果たす好成績を収めている。

今季は、全豪オープンと全仏オープンでベスト16入りし自己最高ランキングとなる24位を記録。全仏オープンで足を負傷して以降は、4大会連続で初戦敗退を喫していたが、今大会の初戦でグレゴワール・バレール(フランス/同57位)を6-4、7-5で破り、2回戦進出を決めていた。

2回戦の相手は、元世界ランク2位のズベレフ。試合は序盤から激しいラリー戦が繰り広げられ、西岡は第1ゲームでブレークされたものの、守備だけでなく自身から攻撃も仕掛けて、その後はサービスキープ。4-5の第10ゲームで4度あったチャンスを生かしてブレークに成功し追いついた。しかし、直後の第11ゲームでストロークでのミスが出てしまい、0-40のピンチを招いてブレークされ、そのまま5-7でセットを失う。

第2セットも互いにチャンスがありながらもサービスキープが続く締まった展開。その中、西岡は4-4の第9ゲームで鉄壁の守備を見せて2度のピンチを防いだが、3度目のブレークポイントでサーブ&ボレーに出ると正面に来たボールをボレーミス。痛恨のブレークを許し、4-6と惜しくもストレートで敗れた。

3回戦でズベレフは、第3シードのダニール・メドベデフ(同3位)と対戦する。

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