「熱中症対策」を地域ぐるみで。
リーダーを育てる講座が愛知県豊田市で開かれました。
この講座は自治体や企業、学校などで熱中症対策の啓発や普及を行う人材を育成しようと、豊田市と大塚製薬が共同で開いたもので、市や市民団体などから70人が参加しました。
講座では、大塚製薬の社員が熱中症の症状や対処などの講義を約1時間行ったほか、気象についての予備知識や市内での熱中症患者の緊急搬送状況なども説明されました。
(大塚製薬 ニュートラシューティカルズ事業部 名古屋支社 伊藤謙吾さん)
「熱中症は無知と無理からくる症状で、しっかり熱中症のことを学んでいただいて(熱中症による)死亡者ゼロ、搬送者数も減らすことにつなげてもらえれば」
講座のあとには確認テストが行われ、基準に達した参加者には大塚製薬が認定する「熱中症対策アンバサダー」の資格が授与されました。