ホンダの埜口選手事故死 22歳、インドネシアで

 ホンダ・レーシング(HRC)は17日、インドネシアで開催されたオートバイのアジア・ロードレース選手権でクラッシュに遭い、重傷を負った埜口遥希選手(22)が16日に死去したと発表した。13日のレースで事故に巻き込まれ、現地の病院で治療を受けていた。

 HRCの渡辺康治社長は「突然のことに深い悲しみを感じている。何事にも前向きに取り組む姿勢が印象的で残念でならない」との談話を出した。奈良県出身の埜口選手は今月の鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)で2位に入り、今後が期待されていた。

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