【速報】捨てられた犬猫見放さない タイ保護施設で千匹暮らす

タイの首都バンコク近郊に、交通事故でけがをしたり病気になったりして飼い主に見放された犬や猫が暮らす保護施設がある。2カ所で計約千匹を保護。開設者の女性は、国民の大多数が仏教徒のタイでは殺生は受け入れられないとして「最期まで面倒を見る」と話す。職員約50人の賃金を含め、運営は全て寄付金で賄っている。中部ナコンパトム県の保護施設「障害のある動物の家財団」は、首都バンコクから車で1時間半ほどののどかな場所にある。約3万3600平方メートルの敷地に犬が遊ぶための広場や診療施設などが立ち並ぶ。暴力を振るわれるなどし歩けない犬に餌を与えることもでき、週末には100~200人が訪れる。

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