佐藤浩市を熱くハグする窪田正孝 一心不乱に筆を動かす松岡茉優 「愛にイナズマ」場面写真

松岡茉優と窪田正孝がダブル主演を務める、石井裕也監督作「愛にイナズマ」(2023年10月27日公開)から、新たに場面写真が公開された。

場面写真では、幼い頃からの夢だった映画監督デビューを目前に控えた26歳の折村花子(松岡茉優)が、自宅で机に向かい、一心不乱に筆を動かし夢に没頭するシーンなどが切り取られている。花子の父親である治(佐藤浩市)を熱くハグする正夫(窪田正孝)の純真さがにじみ出るシーンや、赤いランプのバーで運命的な出会いを果たした花子と正夫が顔を寄せ合うシーン、そして正夫のスマホ画像を花子と家族がのぞき込んでいるシーンも見られる。

他にも、花子に必死に話しかける兄の誠一(池松壮亮)、ラウンジで取り巻きに囲まれる誠一の上司であるホテルの社長(高良健吾)、雑然とした部屋でゴロリと横になり思い詰めたように空を見つめる落合(仲野太賀)、花子に業界の常識を押し付けてくる原(MEGUMI)と助監督の荒川(三浦貴大)などの姿も捉えられている。

「愛にイナズマ」は、騙されて大切な夢を奪われた花子と正夫が運命的な出会いを果たし、どうしようもない家族の力を借りて、ウソとごまかしに満ちた社会に反撃を仕掛ける物語の作品。誰もが本音を隠した鬱屈とした社会の中で、不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら描き出す。石井裕也が、自身のオリジナル脚本をもとに監督。松岡茉優と窪田正孝がダブル主演を務め、佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也らが出演する。

【作品情報】
愛にイナズマ
2023年10月27日(金)全国公開
配給:東京テアトル
©2023「愛にイナズマ」製作委員会

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