2022年の台風15号 被災後に亡くなった高齢者3人 災害関連死に初認定(静岡市)

静岡市は2022年の台風15号の被災後に亡くなった高齢者3人を、災害関連死に認定したと発表しました。

2022年9月、台風15号による記録的な大雨で、静岡市では浸水被害や断水が相次ぎ、市民生活に大きな影響が出ました。静岡市は17日、被災後に亡くなった清水区の70代から80代の男女3人について、災害関連死に認定したと発表しました。

80代の女性は断水の影響で水分補給を控えたことなどで、持病が悪化し亡くなったこと、70代の男性は被災後、生活環境の変化による身体的・精神的負担で亡くなったこと、別の80代女性については持病がないのに被災した翌日に亡くなったことから災害関連死に認定したということです。

静岡市が台風15号による災害関連死を認定するのは初めてで、3人の遺族には災害弔慰金が支給されます。

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