藤井七冠、「王位戦」の第4局は惜しくも負けましたが、3勝1敗とタイトル防衛に王手がかかっている状況は続いています。
今後の日程ですが、王位戦は七番勝負となりますので、先に4勝した方の勝ちです。
8月22日から徳島市で行われる第5局で藤井七冠が勝ちますと王位を防衛ということになります。
七冠を守った上で、8月31日からの「王座戦」で8冠に挑むというわけです。
藤井七冠の師匠である杉本昌隆八段にお聞きしたところ「佐々木七段は、もっと早めに、この勝利が欲しかったのではないか」と話されていました。
そこで「佐々木七段には藤井七冠への苦手意識がありますか」と聞いてみると、杉本師匠は「藤井七冠への苦手意識より、指せば指すほど藤井七冠の読みが鋭いな、すごいなと、その強さを実感しているのでは?」と言う答えが返ってきました。
次は藤井七冠が有利と言われる先手番で、佐々木七段が勝ちますと展開はちょっとわからなくなります。
しかし、現時点では藤井七冠の有利は変わらないといったところでしょうか?