サウジ行きありえるミトロビッチの後釜に? フルアムがバログン獲得を検討

[写真:Getty Images]

フルアムがアーセナルのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(22)に興味を示しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

プレミアリーグ復帰を果たした昨シーズンは10位でリーグ戦を終えたフルアム。その中心には24試合で14ゴールを決めたセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ(28)がいたが、今夏はそんなエースにサウジアラビア行きの可能性が浮上。クラブはアル・ヒラルから届いたオファーを拒否していたものの、ミトロビッチ本人が移籍を希望し、去就に注目が集まっている。

フルアムはすでにミトロビッチの流出に備え、プレミアリーグでの実績十分なメキシコ代表FWラウール・ヒメネス(32)をウォルバーハンプトンから獲得しているが、ヒメネスは頭蓋骨骨折の大ケガから復帰して以降、万全の状態に戻ることができていない。昨シーズンはリーグ戦15試合に出場してノーゴールに終わるなど、どこまで頼りにできるかは未知数となっている。

そんな中、フルアムはミトロビッチをアル・ヒラルに売却する準備として、5000万ポンド(約93億1000万円)の値札が付いているバログンの獲得も検討し始めたとのこと。昨シーズン、スタッド・ランスにレンタル移籍していたバログンは、リーグ・アンで21ゴールを決めるなど印象的な活躍を披露し、今夏は複数のビッグクラブから関心を寄せられる注目株となっていた。

なお、フルアムは最終ラインの強化にも熱心なようで、1800万ポンド(約33億5000万円)のオファーを提示して断られていたベンフィカの元U-20ブラジル代表DFモラト(22)の獲得を引き続き目指しているとのこと。マルセイユからマンチェスター・ユナイテッドへとレンタルバックしたコートジボワール代表DFエリック・バイリー(29)についても状況を尋ねているというが、このまま思い描いているような補強プランを遂行することができるのだろうか。

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