宮城・涌谷町で極早生「おもてなし」の稲刈り始まる

宮城県涌谷町で一足早く極早稲種「おもてなし」の稲刈りが行われました。連日の猛暑の影響もなく品質は良いということです。

稲刈りが行われたのは涌谷町吉住の専業農家黒沢重雄さんの田んぼです。

黒沢さんは「おもてなし」を5ヘクタール作付けしていて、17日は黄金色に実った稲をコンバインで刈り取っていきました。

「おもてなし」は「ひとめぼれ」が変異した極早稲種で、「ひとめぼれ」よりもおよそ1カ月早く収穫できます。

7月に穂が出た後も天候に恵まれたため、例年より1週間ほど早い稲刈りで、この猛暑でも高温障害の心配も無く新米の品質は良いということです。

黒沢重雄さん「今までにないくらい品質も味も良いと思って自信を持っています。新米の時期だよとそういう意味で食べてもらえれば嬉しいですね。間違いなくおいしいはず」

20トンから25トンの収穫を見込んでいて、新米は8月31日から青葉区のデパート藤崎や関東地方の生協などで販売されます。

© 株式会社東日本放送