有森さん、世界陸連理事に当選 女子マラソンのメダリスト

世界陸連の新理事に当選し、関係者からの祝福に笑顔の有森裕子さん=17日、ブダペスト(共同)

 【ブダペスト共同】世界陸連は17日、世界選手権が行われるブダペストで総会を開いて役員を改選し、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの有森裕子・日本陸連副会長(56)が新たな理事に当選した。

 有森さんは「これから役割を課せられると(思うと)緊張感が増した。陸上競技を通して何ができるかを考えていきたい」と語った。2年後の2025年には東京で世界選手権が開催される。「時代に逆行した豪華さは不要だが、しっかりしたビジョンを持った大会にしないと、と思う」などと話した。

 会長は現職のセバスチャン・コー氏(66)が3選を果たした。

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