全5試合出場で守備を支えた南萌華、W杯を終えて成長誓う「まだまだ成長していきたい」

[写真:Getty Images]

日本サッカー協会(JFA)がなでしこジャパン用X(旧:ツイッター)でDF南萌華(ローマ)からのショートメッセージを公開した。

【動画】ワールドカップを終えて、南萌華からのメッセージ

なでしこジャパンは9大会連続9度目の出場となったオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で、ザンビア女子代表、コスタリカ女子代表、スペイン女子代表とのグループステージを3戦全勝で首位通過。特にスペイン戦での快勝は世界に衝撃を与えた。

ラウンド16ではノルウェー女子代表を退け、2大会ぶり3度目のベスト8入りを果たす。オークランドのザ・クラウドで行われたパブリックビューイングではまるでホームのような雰囲気となるなど、試合ごとに注目度の高まっていったなでしこジャパンだったが、11日の準々決勝でスウェーデン女子代表に敗れ、大会を去ることとなった。

南は新シーズンからローマでチームメイトにもなるキャプテンのDF熊谷紗希と共に全5試合に出場しチームの守備を支えることに。攻守に特徴を見せ、特にビルドアップの部分でも国際サッカー連盟(FIFA)のスタッツではチーム最多のパス数である296を記録していた。

自信2度目のW杯となった中、今大会を振り返り「たくさんの方が応援してくれていましたし、勝ち上がるにつれて日本の皆さんの団結を感じながらプレーできました」とコメント。「結果を残していくことで、これからもっともっと女子サッカーが盛り上がっていくんじゃないかなと感じています」と、プレーしていても盛り上がりを感じていたとした。

また、「まだまだ上に行きたかったですが、自分の力不足もありますし、そこを認めて、まだまだ成長していきたいと思っています」とこの先への意気込みを語り、ファン・サポーターについては「これからも日本の女子サッカーを応援してもらえると嬉しいです。まずは今大会応援ありがとうございました」と、感謝の気持ちを述べるとともに、今後のサポートも願った。

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